...瓢箪は健在であつた...
芥川多加志 「四人」
...但しそのお膳立てをする任務を某方面から委任されていると云われる松本警保局長は益々健在で...
戸坂潤 「社会時評」
...減りもしないで健在である...
直木三十五 「大阪を歩く」
...今も猶、健在であるが、木村寛慈先生がその人で、この人の御蔭で、私は退学処分にならないで済んだ事件さえあった...
直木三十五 「死までを語る」
...メロン等財閥の設立にかかる立派な研究所が健在であり...
中井正一 「調査機関」
...今でも健在であるが...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...されば健在であれ...
萩原朔太郎 「宿命」
...本当の王様がまだどこかに健在でいられるということを証拠立てるんです...
久生十蘭 「魔都」
...みんな健在である...
火野葦平 「花と龍」
...従令阿父が健在であつたにしても...
牧野信一 「熱海線私語」
...歌子も式多津も共に健在で...
正岡容 「寄席風流」
...めっかちの圓若(最近まで老後健在で...
正岡容 「わが寄席青春録」
...その一人はまだ健在で...
山本周五郎 「季節のない街」
...いまだに健在であり...
山本周五郎 「百足ちがい」
...住蓮も安楽も健在でそこにいることを確かめたからだった...
吉川英治 「親鸞」
...まあ、健在で何よりだ...
吉川英治 「平の将門」
...ふたりは健在である...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...頼朝以上の逆境から立って――今日の平家を築きあげた入道相国がなお健在である...
吉川英治 「源頼朝」
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