...屈託ない健やか晴れやかな心になれようぞ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...汝いよいよ健やかにして還り...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...また体中の健やかな脈管に波うっていた...
徳田秋声 「爛」
...健やかなるも病み...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その実頼みにならぬ人間ではないか? 私みずからすでに天なる父に依り頼まずには一秒たりとも生きてゆかれぬ弱い人間ではなかったか? わが身の健やかであったころ...
永井隆 「この子を残して」
...祈るは吾子の健やかならんことのみなり...
牧野信一 「サフランの花」
...にこ/\と笑ひながら水菓子のスプンを口もとに運んでゐるいとも健やかな二人の顔が...
牧野信一 「風媒結婚」
...大人が、あなたがたの生きかたを眺めたとき、かつては自分たちも、あのように濁りない瞳、あのように真直な心とをもっていたのだと感動をもって思いかえし、一刻なりとも素直な心をとり戻すように、其位健やかに、熱心に、よく生きようと励んで下さい...
宮本百合子 「美しく豊な生活へ」
...一生働くものとして自分を考えている方が日々が健やかに過せるし...
「今朝の雪」
...この叙景は非常に典雅で而も健やかで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私の健やかさだし身上だと痛感いたしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ただ健やかであれと思うほかは淡い気持であった...
室生犀星 「津の国人」
...今では健やかなときも同じである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この芽が健やかに肥えふとっていくとも言われる...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...七度水に泳げば身が健やかになるというなども...
柳田国男 「年中行事覚書」
...来年は御健やかなる体を拝し度(たく)...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...子供等みな健やかに...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...いつもお健やかで」玄徳もさりげなく会釈すると...
吉川英治 「三国志」
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