...整備せられて書籍に現はれて來たのは倭名抄の如きものからである...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』にも芭蕉を和名発勢乎波(バセヲバ)と書いてあるところをみると...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...また源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』には同じく草にあててその和名を加木奈(カキナ)一云阿之井(アシヰ)としてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ゆえに源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』にもそう出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...つちばり 土針万今名 れんげさう(まめ科)其歌吾屋前(やど)に生(お)ふる土針(つちばり)心従(こころゆ)も想(おも)はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)らゆなトアルガ之ヲ倭名鈔ニハ王孫ニ宛テ沼波利久佐(ぬばりくさ)此間ニ云豆知波里(つちはり)トシテアルヲ古名録ニ益母草苗也今名めはじきのわかなへト云ツテアルガ一向其要領ガ得ラレヌ...
牧野富太郎 「植物記」
...また源順の『倭名類聚鈔』にも同じくそうある...
牧野富太郎 「植物記」
...いさはの名は倭名抄に見えてゐる甲斐国石禾(いさわ)に本づいてゐるらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『倭名鈔(わみょうしょう)』の海髑子(かいとくし)の条などは...
柳田国男 「海上の道」
...『倭名鈔(わみょうしょう)』以前からの諸国の郡郷名に多い...
柳田国男 「海上の道」
...『倭名抄』その他の名彙(めいい)にはツシタマ...
柳田国男 「海上の道」
......
柳田国男 「海上の道」
...それでも『新撰字鏡(しんせんじきょう)』や『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』に...
柳田國男 「地名の研究」
...『倭名鈔』時代の一郷の地も近代の一村よりははるかに広かった...
柳田國男 「地名の研究」
...『倭名鈔』の郷名には駿河富士郡久弐(くに)郷がある...
柳田國男 「地名の研究」
...『倭名鈔』の郷名に葛例(かれ)または嘉礼があるというが...
柳田國男 「地名の研究」
...今見るごとき水中・陸上の岩石がすなわちクリならば『倭名鈔』は最初の誤りで...
柳田國男 「地名の研究」
...少なくとも倭名鈔(わみょうしょう)の昔からである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...『倭名鈔(わみょうしょう)』には蒲公草和名フジナ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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