...ところが住民は隣接の赤麻沼に面する堤防缺潰箇所を自費で修築しました...
石川三四郎 「浪」
...同五年に江戸城修築用瓦として銅板百二十万六千四百枚余を製出するまでに立ち直った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二十九年の決潰を修築するのに土を採った跡が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そのとしも御朝廷からの御言ひ附けにより京の賀茂川堤の修築に取りかかりましたが...
太宰治 「右大臣実朝」
...若し唯一の堤防修築を怠らざれバ前途洋々として頗る多望なるものあり...
田中正造 「非常歎願書」
...今存するは同治三年の修築に係かるものと云ふ...
原勝郎 「貢院の春」
...今は西教寺も願行寺も修築せられ...
森鴎外 「細木香以」
...三年に一度くらい大峰の修築をするとか...
吉川英治 「剣難女難」
...諸所の崖くずれや仆(たお)れた門の修築を指図し...
吉川英治 「剣の四君子」
...雨漏りして困るので修築してもらいたいと...
吉川英治 「三国志」
...城兵は生気をとりもどし、壁を繕(つくろ)い、石垣を修築し、さらに新しい防塁を加えて、弩弓(どきゅう)石砲(せきほう)をならべ、「いざ、来れ」と、大いに士気を昂(あ)げた...
吉川英治 「三国志」
...御修築(しゅうちく)地内無断不可入(いるべからず)奉行山淵右近(やまぶちうこん)と見え...
吉川英治 「新書太閤記」
...禁裡(きんり)の修築である...
吉川英治 「新書太閤記」
...熱田の修築が実証している...
吉川英治 「新書太閤記」
...なお淀城の修築などを命じていたほど――秀吉の進撃に対して時間的な過誤(かご)を抱いていたことである...
吉川英治 「新書太閤記」
...その修築を命じていた有様だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...『御修築はもうおすみでござるか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...伏見城の修築だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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