...ことに仁木という上等兵に眼をつけられて...
梅崎春生 「狂い凧」
...仁木というのは、初年兵教育の時、城介をひどくいじめた男である...
梅崎春生 「狂い凧」
...江川に連れられて行った先は、焼け残りのくすんだ花柳界で、そこに仁木は、会社関係の宴会で前にも来たことがありました...
豊島与志雄 「水甕」
...彼女は決して仁木の杯をからのままにはしておきませんでした...
豊島与志雄 「水甕」
...仁木はぼんやり彼女を眺めました...
豊島与志雄 「水甕」
...こんな者、気にすることはないと、仁木は思って、床の間の花などを眺めました...
豊島与志雄 「水甕」
...仁木は杯を一口に飲み干し...
豊島与志雄 「水甕」
...仁木は安堵の吐息をついて...
豊島与志雄 「水甕」
...「仁木弾正の刃傷場」とか...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...仁木悦子「粘土の犬」を読む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...仁木義勝が説明にあたって出た...
吉川英治 「私本太平記」
...が、直義はなお殿軍(しんがり)して、あくる朝、仁木、畠山が目的をはたしたのを見とどけてから先の本軍を追っかけた...
吉川英治 「私本太平記」
...以下、細川和氏、仁木、今川、一色、畠山、斯波(しば)などの重臣から、そして佐々木道誉までが、たれひとり尊氏の言をそのまま胸にうけ容れたらしい顔つきでない...
吉川英治 「私本太平記」
...――そのため、まもなく仁木、細川、今川、吉良などの味方を加えるには加えたが、鷺坂のふせぎもならず、またぞろ、駿州の手越河原まで敗退するの余儀ない破目(はめ)になってしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...そこへ仁木義長と高(こう)ノ師直(もろなお)も...
吉川英治 「私本太平記」
...曾我上野介(こうずけのすけ)師資(もろすけ)南遠江守宇都宮弾正大弼(たいひつ)仁木義長千葉大隅守高(こう)ノ越後守師泰(もろやす)などだったが二...
吉川英治 「私本太平記」
...仁木左京大夫頼章(よりあき)の一手も付き...
吉川英治 「私本太平記」
...仁木於義丸(おぎまる)なども...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??