...今迄矢張り不器用な指を算盤の上に躍らせて...
石川啄木 「雲は天才である」
...不器用な手つきで...
石川啄木 「天鵞絨」
...「おれみたいな不器用な男は...
梅崎春生 「狂い凧」
...樣といふ字のこの不器用なくづしかたに...
太宰治 「猿面冠者」
...不器用な私には出來るわけがないのだ...
太宰治 「小照」
...不器用な図体であるだけに...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...それは図体が大きく不器用なだけに恐しく滑稽だつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...非常に不器用な子供の描いたようなところがあると思うとまた非常に巧妙な鋭利なところがある...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...不器用な手先でまたやり出した...
豊島与志雄 「或る素描」
...不器用な駈けっぷりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...以前はこの水田が甚だ不器用な区分で...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...外から外すような不器用なことはしねえよ」万七は少しムッとした様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...運命とは元来かくのごとく不器用なものであろう...
久生十蘭 「黒い手帳」
...随分不器用なものです...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...例の不器用な指で一つ一つ撮(つま)み出して...
森鴎外 「金貨」
...「上品だからいい」「稽古に費用がかからないからいい」「不器用な者でも不器用なままやれるからいい」なぞといろいろな理屈がつけられている...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...ひどく不器用な手振りでいながら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お風呂の水汲みをしたり不器用な手つきで庭を掃いたりしていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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