...ソロドフニコフは腹の中で、「へんな奴だ、廻り遠い物の言ひやうをしやがる」と思つた...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...たいへんな奴だ...
太宰治 「姥捨」
...へんな奴が来たなら斬ってやる」「そうですよ...
田中貢太郎 「狐の手帳」
...へんな奴が二人来て...
田中貢太郎 「春心」
...へんな奴がいちゃ...
田中貢太郎 「春心」
...へんな奴が来たから...
田中貢太郎 「春心」
...へんな奴が」と云いかけて思いだして...
田中貢太郎 「春心」
...大異はまたへんな奴がきやがったが...
田中貢太郎 「太虚司法伝」
...「お爺さん、今日の見とほしの術の……あの男、へんな奴ですよ...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...誰かへんな奴(やつ)が...
豊島与志雄 「街の少年」
...「へんな奴だよ...
豊島与志雄 「街の少年」
...全く解(げ)せないへんな奴だよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「へんな奴だよ...
新美南吉 「耳」
...「お前もへんな奴だな!」といいました...
久生十蘭 「手紙」
...そいつの亭主(ていしゅ)というのが大へんな奴(やつ)でしてね...
堀辰雄 「美しい村」
...へんな奴が入ってきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...つまり今の小半治に肚ができたようなへんな奴だったのだと思います...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...へんな奴だ...
室生犀星 「香爐を盗む」
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