...どこかひょうきんな所のある男で...
芥川龍之介 「ひょっとこ」
...わかった」私は精一杯ひょうきんな声にして...
高見順 「如何なる星の下に」
...「ひょうきんな奴(やつ)だ...
太宰治 「正義と微笑」
...ひょうきんな顔をしていた...
太宰治 「美少女」
...ひょうきんなクリクリ坊主で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...突然ひょうきんな田口七郎兵衛という酒屋の子供が...
林芙美子 「泣虫小僧」
...こころもちのいいそのくせちょっとひょうきんなところもあるむすめでした...
久生十蘭 「海豹島」
...「十七歳と七カ月です」田川さんがひょうきんな顔でいった...
久生十蘭 「だいこん」
...あなたはひょうきんな方で...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...処置をしましたから朝一番に患者を見てください」大男のドイツ人からひょうきんな態度が消えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...どこかにひょうきんなところがある...
水上滝太郎 「果樹」
...勘左衛門は至ッてひょうきんな男ゆえ...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...鳥御前はひょうきんな人なれば戯(たわむ)れて遣(や)らんとて腰なる切刃(きりは)を抜き...
柳田国男 「遠野物語」
...ストーン氏のひょうきんな微苦笑とコントラストを作る淋しい...
夢野久作 「暗黒公使」
...ひょうきんな男がいて...
吉川英治 「私本太平記」
...旦那あ」権三郎の下職(したじょく)の為吉(ためきち)というひょうきんな男が下で手を振った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...鳥の啼き真似をしたひょうきんな男があった...
吉川英治 「源頼朝」
...一男は突然ひょうきんな顔を妹のすみの方へふりむけた...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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