...その御本体(ごほんたい)は悉(ことごと)くそうでないものはございませぬ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...そうでないかも知れない...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...そうでない薄い所とでは...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...幕府の禄を食(は)むということは有志家などから見るとよほど不思議に見えるけれども、そうでない...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...そうでないまでも彼女の家が千束町にあったこと...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...もしそうでないとすれば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...もしそうでないとしたら...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...もしそうでないというなら...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...ところが君たちはそうでない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...然しそうでない場合も世の中にはあるでしょう...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...そうでないにしても...
中里介山 「大菩薩峠」
...理想と実行とは別のごとくしてそうでない...
新渡戸稲造 「自警録」
...あまり丈夫そうでない身体から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...実際はそうでない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうでないふうばかりを作っているのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もしもそうでないなら...
山本周五郎 「風流太平記」
...「……いや……必ずしもそうでないのです...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...……そうでないと俺は心にもなく君を苦しめなければならない...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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