例文・使い方一覧でみる「しこ」の意味
スポンサーリンク...但しこれが他に知れると由々敷（ゆゆし）き大事（だいじ）であるから絶対秘密を守るようにという条件を持ち出されたことが認められてあった... 
海野十三 「蠅男」
...左衞門が伺候（しこう）の折々に『茂頼...
高山樗牛 「瀧口入道」
...馬場とふたりで腐りかけた雨戸をがたぴしこじあけた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...もしここから覗いたならば...
橘外男 「仁王門」
...この李仁は南廊閣子庫（なんろうかくしこ）の幕事（ばくじ）であった...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...あゝアキリュウス、神明をかしこめ、我に憐みを垂れよ、汝の父思へ、われは最も不幸の身、地上に住める何人も享けざる非運われは享け、 505愛兒屠れる敵の手にわが唇を觸れんとす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...併しこの平均ということが決して簡単なことではない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...フラマン人風の粗野な快活にたいする嗜好（しこう）...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...スティヴンとわたくしこそが...
西尾正 「墓場」
...若しこれがワラタ号だったとすれば...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...しかしこの慣習の行われている支那における極度の人口と貧困とはこの観察を力強く確証する傾向がある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...箸のすばしこい男は...
森鴎外 「牛鍋」
...しこうして前の角野前坂とはなんらの関係がないという...
柳田國男 「地名の研究」
...」一四 ことに若き女のしばしば隠されしこと女の神隠しにはことに不思議が多かった...
柳田国男 「山の人生」
...これへお呼びください」「かしこまりました」茶道衆が立ち去るとすぐ...
吉川英治 「新書太閤記」
...もしこの間に毛ほどでも...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかしこの控除は彼に常に七二〇磅（ポンド）という同一額を残すように行われるからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...もしここに神聖な権威の結紐（けっちゅう）が破られたならば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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