例文・使い方一覧でみる「ここ」の意味
スポンサーリンク...ここで休んだ後、我々は丘の方へ向かったが、たいてい膝まで水がある沼沢地みたいな所を、一マイルも一生懸命に行かねばならなかった... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...いつの例会にもここが会員達の待合所に使われていたのだ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...ホラ、ここに鍵がある...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...ここでは反対に水で暖をとっている...
大杉栄 「獄中消息」
...ここでお目にかかりましたのを御縁に...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...「今晩ここを引き払って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ここにはなお幾多の若い職人が働いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここで初対面の二人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...まずここの閑静な事...
夏目漱石 「門」
...妻君もここに至って多少変に思ったものか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ここでベッキイは...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...今更ここで抗弁したところで役にも立たぬと彼はあきらめようとするのだが唇が震えて...
牧野信一 「鬼涙村」
...ここへはとめてもらえないし...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ここも芒（すすき）が一年増しに根を張って来て...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...霜柱の砕けるこころよい音がした...
山本周五郎 「橋の下」
...甲斐は船岡でも此処（ここ）でも宿直（とのい）を置かない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...両三日中にはここへ迫るかもしれませぬ」「また...
吉川英治 「私本太平記」
...その道にかけての極道（ごくどう）百般（ぱん）を、この高から聞こえあげたら、かならず又（また）なき者と、お目をかけてくださるに違いないが」と、こころひそかに、久しいこと、野望していたものだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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