例文・使い方一覧でみる「くわだて」の意味
スポンサーリンク...」それこそまるでなにか悪事でもくわだてているように... 
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...ただちに日本人自身の信仰的実験または思想を述べんと欲するがごときは大胆極まる企図（くわだて）であった...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...「自殺をくわだてたんですか？」「いや...
梅崎春生 「幻化」
...何ごとか大きな悪事をくわだてているらしいのであるが...
海野十三 「地中魔」
...口先きだけでなく実地に模範を示そうとくわだて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...大審院の判決通り真に大逆の企（くわだて）があったとすれば...
徳冨蘆花 「謀叛論（草稿）」
...先生の心の底に去年から絶えず蠢（うごめ）いている報復の企（くわだて）をお知らせする事を敢（あえ）てするのは...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...敬太郎はこの企図（くわだて）もまた例によって例のごとく...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...同（おな）じ不正（ふせい）を企（くわだて）るのならば...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...なにかの妨害をくわだてているという情報を入手したためであった...
火野葦平 「花と龍」
...之（これ）を思出して何か面白き企（くわだて）もあらば...
福澤諭吉 「人生の楽事」
...かれのこのくわだてをわたしが見破（みやぶ）ると...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...わたしのくわだてをとげるわけにはゆかない...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...わたしたちはかの女にいきなり不意討（ふいう）ちを食わせるくわだてをしていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そのくわだてのむなしさにゆがめられた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...意識して社会的判断の混乱をくわだてているのであるから...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...彼はなにかなしその企（くわだて）の思いつきに笑った...
室生犀星 「津の国人」
...そういうくわだてをしたかも知れない...
柳田国男 「母の手毬歌」
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