...ヨブの住みし村または町はいずこぞという問題が次に起る...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...東風の地に吹きわたる所の路はいずこぞや」とある...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ああわが艦載機の行方はいずこ?× × ×こちらは...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...あたりはいずこももう寝静まっている...
近松秋江 「狂乱」
...いずこの里かで鶏の鳴くのが聞えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずこまでもこの駕籠と競争する気になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...心のなかで彼を呪(のろ)うべき苦い理由を持たなかった所がいずこにあったか? 不可解な彼の暴虐(ぼうぎゃく)から...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
......
八木重吉 「貧しき信徒」
...今何処(いずこ)にあるかと云えば...
吉川英治 「剣難女難」
...そもいずこへ」「わしか...
吉川英治 「私本太平記」
...これからこの野馬(のうま)にのって、明方までに富士川(ふじがわ)の下までお送りしてあげますから、あれから駿府(すんぷ)へでて、いずこへなり、身をおかくしなさいまし、ここに関所札(せきしょふだ)もありますから……」と、黒装束(くろしょうぞく)のさしだした手形(てがた)をみて、伊那丸(いなまる)はいよいよふしぎにたえられない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いずこともなく歩きだした...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いずこの領内でも...
吉川英治 「新書太閤記」
...立ってくれい」「いずこへのお使いにございましょうか」「縄生(なおう)の陣所にある羽柴どのと...
吉川英治 「新書太閤記」
...仇は』『吉良父子(おやこ)は』『何処(いずこ)へ』『吉良をさがせ』と口々に云う声が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...それからいずこともなく二年のあいだをさまよいあるいた...
吉川英治 「親鸞」
...「はて……? いずこへ」尋有は起き直った...
吉川英治 「親鸞」
...何処(いずこ)と定かにも分らないが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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