...自分の権威を振りまわすことを好み...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...くるくる棒を振りまわすを見る...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...振りまわすたびに...
江戸川乱歩 「影男」
...槍を振りまわす」がごとき...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...一方で自分の才学を振りまわすすばらしい機会が控えていたと同時に...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...とにかく刀を振りまわすなど危い事はよして下さい...
太宰治 「新釈諸国噺」
...さかんに振りまわす...
谷譲次 「踊る地平線」
...善い悪いという非技術的な――非科学的な――根本概念を安価に振りまわすものはなかった...
戸坂潤 「技術の哲学」
...良心を振りまわす者は却って良心の不足した人間と見た方が間違いがない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ばたばた手足を振りまわすのを軽々とかかえ上げ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...あらぬ方(かた)を見廻しつつ振りまわす切先は...
中里介山 「大菩薩峠」
...みすぼらしい論法など振りまわす...
新渡戸稲造 「自警録」
...あたかも排外的米人がアングロ・サクソン民族とかノールディックとかを振りまわすように...
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」
...甲虫(かぶとむし)を振りまわす振舞いといったら――そりゃあ実に奇妙きてれつだったぜ! 僕はてっきり君が気が狂ったのだと思ったよ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...そんな物を振りまわすなんて...
山本周五郎 「雨あがる」
...金鎖を下げた乞食……三年も湯に入らぬ富豪……家の無い自動車持ち……妾の四五人も居る無妻主義者……愛国的の名目を持つ亡国運動者……社会主義的団体名を振りまわす成り金崇拝者なぞ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...怪しい新語や俗語を振りまわすところ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...両手を肩の処から振り千切るように振りまわす...
夢野久作 「実さんの精神分析」
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