「無為」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
何もしないこと
語源や由来
「無為」は古代中国の思想に由来する言葉で、老子の『道徳経』に基づく。道家思想では、自然の流れに逆らわず、作為を排した状態を「無為」と表現する。これにより、万物が自然に調和し、秩序が保たれるとされる。語源は明確に老子の思想に基づいている。
「無為」の例文と使い方
ビジネス
プロジェクトの進め方について、無為に過ごすのではなく、積極的に意見を出すべきだ。
「無為」は消極的・受動的な態度を批判する文脈で使われることが多い。ビジネスでは否定的なニュアンスで用いられるため、相手を責める表現として使う際は注意が必要。
日常会話
週末は何もせず無為に過ごしてしまった。
自己の行動を振り返る表現として使えるが、後悔や自嘲のニュアンスが含まれる。相手の行動に使うと批判的に聞こえる可能性がある。
哲学・思想
老子の教えでは、無為自然こそが理想の境地とされる。
道教思想では肯定的な概念として用いられる。文脈によって意味が逆転するため、使用前の背景理解が必須。
「無為」は文脈によって評価が180度異なる(否定的: 怠惰 / 肯定的: 自然体)。類語「怠惰」は常に否定的だが、「無為」は思想文脈では美徳とされる。
各漢字の詳細
中国語発音
「無為」を中国語で発音: