「無慾」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
欲望や執着がないこと
語源や由来
「無慾」は、古代中国の思想に由来する言葉で、「欲がない」という意味。老子や荘子などの道家思想において、欲望を捨てて自然に従うことが理想とされ、その考え方が反映されている。仏教でも同様に、欲望を断つことが解脱への道とされる。
「無慾」の例文と使い方
仏教・宗教
彼は無慾の境地に達し、物質的な富に執着しなくなった。
仏教用語としてのニュアンスが強いため、宗教的文脈以外では違和感を与える可能性がある。
ビジネス
無慾な姿勢で交渉に臨んだ結果、双方が納得する妥協点を見出せた。
「私利私欲がない」というポジティブな意味で使えるが、やや古風な表現のため、フォーマルな場面に限定した方が良い。
日常生活
祖父は無慾な人で、いつも「足るを知る者は富む」と言っていた。
道徳的な美徳を表現する際に有効だが、若い世代には理解されにくい場合があるので、補足説明を加えると良い。
文学・創作
その僧侶の無慾な瞳は、あらゆる世俗の欲望を超越しているようだった。
比喩的な表現として効果的だが、過度に神秘的な描写にならないよう注意が必要。
「無欲」と表記されることもあるが、仏教用語としては「無慾」が正式。類語の「淡白」「寡欲」に比べ、より積極的な欲望の否定を意味する。
各漢字の詳細
中国語発音
「無慾」を中国語で発音:
英語での意味: disinterested, unselfishness