「樗櫟」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
役に立たない木のたとえ
語源や由来
「樗櫟」は『荘子』逍遥遊篇・人間世篇に由来する語。樗(おうち)は役に立たない木として、櫟(くぬぎ)は大木だが木材として不向きとされ、ともに「無用の用」を説く寓話に登場する。転じて、才能のない人物や役立たずを意味するようになった。中国の故事成語が日本語化した例。
「樗櫟」の例文と使い方
日常会話
彼は自分を樗櫟だと卑下しているが、実は才能がある。
相手を傷つける可能性があるため、直接的な表現は避け、前後の文脈に注意して使用する。
文学・評論
この作品の登場人物は、社会から樗櫟と見なされる存在として描かれている。
比喩的な表現として効果的だが、読者の理解度に合わせて説明を加えると良い。
ビジネス
その提案は樗櫟のようで、実用性に欠けると判断された。
否定的なニュアンスが強いため、上司やクライアントへの使用は避けた方が無難。
「樗櫟」は「無能」や「役立たず」よりも文学的で婉曲的な表現。類語「凡材」は能力が平均的であることを示すが、樗櫟はより否定的。
各漢字の詳細
- 「樗」
- 「櫟」
中国語発音
「樗櫟」を中国語で発音: