「匹夫」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
一人の男性
語源や由来
中国の古典『孟子』に由来する。「匹夫」は元々「一人の男」を意味し、転じて「普通の人」「取るに足らない者」を指すようになった。特に『孟子』梁恵王下では「匹夫の勇」として、血気にはやるだけの浅はかな勇気を批判する表現で用いられている。後世、軽蔑的なニュアンスを帯びるようになった。
「匹夫」の例文と使い方
歴史・文学
「天下興亡、匹夫有責」という言葉は、国の命運は一人一人の責任であることを表している。
歴史的な文脈や格言で使用されることが多い。現代語ではやや古風な印象を与えるため、使用場面に注意。
日常会話(比喩的表現)
「そんな大きな計画、匹夫の私にできるわけないだろう」と謙遜して言った。
自己卑下や謙遜のニュアンスを含む。フォーマルな場では不適切な場合がある。
ニュース・評論
今回の事件は、一匹夫の行動が社会に大きな影響を与えた事例として注目されている。
「普通の人」という意味で用いるが、やや修辞的な表現。客観性を重視する報道では別の表現が好まれる。
「一般人」や「庶民」と比べて、古典的な響きや「取るに足らない個人」というニュアンスが強い。現代では小説や比喩表現以外では稀。
文脈別の「匹夫」の類義語・反対語
日常会話・個人の決断
政治・外交・社会
「匹夫」はやや古風な表現であり、現代では「一般人」や「庶民」などの言葉がより一般的です。文脈に応じて適切な表現を選びましょう。
各漢字の詳細
- 「匹」
- 「夫」
中国語発音
「匹夫」を中国語で発音: