「倒懸」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
逆さまに吊るすこと
語源や由来
「倒懸」の語源は中国の古典『孟子』に由来する。梁恵王篇に「民の倒懸を解く」とあり、逆さ吊りの苦しみから救う意味で使われた。転じて、苦境や危機的状況を指すようになった。日本では漢文訓読を通じてこの表現が定着した。
「倒懸」の例文と使い方
文学・比喩表現
その小説の主人公は、倒懸したような逆境から這い上がる姿が描かれている。
比喩的に「極限状態」を表現する際に効果的。ただし日常会話ではやや硬い表現
医療現場
「倒懸位で検査を行いますので、血圧が上がる可能性があります」
専門用語として使われるため、一般向け説明時には「逆さまの姿勢」と言い換える配慮を
武道・スポーツ
柔道の乱取りで、倒懸状態からの反転技を練習した。
特殊な体位を指す専門用語。競技者以外には具体的な動作説明が必要
仏教用語
「倒懸の苦しみ」とは、地獄で逆さ吊りにされることを意味する仏教概念である。
宗教的文脈では原義通り使用可能だが、一般会話では誤解を招く可能性あり
「逆さ吊り」とほぼ同義だが、漢語的表現のため格式ばった印象を与える。物理的状態だけでなく比喩的用法にも注意が必要。
文脈別の「倒懸」の類義語・反対語
医療・健康
「倒懸」は物理的な状態を表すことが多いため、文脈に応じて適切な類義語や反対語を選びましょう。
各漢字の詳細
中国語発音
「倒懸」を中国語で発音: