...經驗の意義を捨象する作用が即ち具象性を破壞するの抽象である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...道草を喰つてゐるのだと云ふ意識は常に當面の經驗に沒頭することを妨げてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...猶人は新たに得たる歡喜を經驗するを得るのか...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...全體を經驗するには――全體を味ふには...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...若し君の非難が僕の自己沈潛其ものゝ經驗に迄も及ぶならば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...凡て外部の經驗は一度此處に歸つて來て...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...左は檢定試驗上りの古手の首座訓導...
石川啄木 「雲は天才である」
...部屋は電燈を消し、うす赤いネオン燈一個の光の中で、實驗をした...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...露營の經驗もあれど...
大町桂月 「北條より一ノ宮へ」
...私はこれを私のうちにおいて何等一層大きなものの觀念を捉へ得ないほど大きなものとして經驗するのであり...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...而かも今日は侯の實力を試驗するに最も適當なる時代なるを見るに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...』このことは私が職務上しばしば經驗するところですが...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...從つて體驗内容を概念的に整理し擴充することによつてなほ概念的表現に移すことが出來る...
波多野精一 「時と永遠」
...經驗が何故に認識の源泉であるかといへば...
三木清 「認識論」
...基礎經驗は自己から出て...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...こんな風に何人をも愛した經驗はなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...たとへば、ぼく自身にも、經驗がある...
吉川英治 「折々の記」
...一つの體驗震災のとき...
吉川英治 「折々の記」
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