...香(におい)がします...
泉鏡花 「浮舟」
...一周二十五哩の香港島を自動車で廻った時...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...抹香(まっこう)...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...それは蓮香のくる約束の日を計えるところであった...
田中貢太郎 「蓮香」
...よく香水や白粉の匂いのする鏡台...
徳田秋声 「黴」
...即ち『参同契』的の香気が...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...――この間宿の客が山から取って来て瓶(へい)に挿(さ)した一輪の白さと大きさと香(かおり)から推して...
夏目漱石 「思い出す事など」
...大根(だいこん)の香(こう)の物(もの)を噛(か)みながら湯漬(ゆづけ)を四杯(はい)ほどつゞけ樣(ざま)に掻(か)き込(こ)んだ...
夏目漱石 「門」
...第八代の天皇孝元の皇后伊香色謎命(いかがしこめのみこと)を...
蜷川新 「天皇」
...香気を吐きだし終る一つの息だ...
野口米次郎 「能楽論」
...「あ」膝行(いざ)り寄って線香をあげて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...線香が部屋一パイに燻(くす)ぶつて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...十一がつのなかごろの定期でおじをたずねて敷香からこの島へやってまいりました...
久生十蘭 「海豹島」
...一黒岩涙香の名をきいて...
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」
...巻中の香以の影画には上(かみ)に引いた「針持つて」の句の短冊が貼(お)してある...
森鴎外 「細木香以」
...途中で拾って蔦王(つたおう)に持たせてきた白骨は僧の手によって燈明や香煙のうちに安置され...
吉川英治 「私本太平記」
...たかい名香を煙にするくらいなら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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