...小林と板倉はどうにか首尾よく降りた...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...以上の諸君は首尾よく理学士に成られたが...
丘浅次郎 「落第と退校」
...本年の帝展出品製作も盛夏の頃より夜業に彫刻して首尾よく入選しました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...『列車は首尾よく引込線へ滑り込んだ...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...首尾よく打ち勝った高名なピアノの名手を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お雪ちゃんは首尾よく手頃のお頭附(かしらつ)きを買って家へ帰りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々が首尾よく試験を済ましました時...
夏目漱石 「こころ」
...首尾よく人形の首を盗み取りましたが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...変りはないか――下手人は首尾よくあの術(て)に乗ったかい」春の朝日と一緒に飛込んだガラッ八は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...首尾よく住みつきさうか」「貰つた猫の子のやうですね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...首尾よく引き勝った者に其の子を渡すぞ』と仰せられたではございませんか...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...さつきから種々な品物を首尾よく享けとつてゐた...
牧野信一 「ゾイラス」
...双子六兵衛は上意討を首尾よくはたし...
山本周五郎 「ひとごろし」
...首尾よく荊州へ帰って行った...
吉川英治 「三国志」
...首尾よく荊州城の大奥へ入りこんだ...
吉川英治 「三国志」
...――そして首尾よく高山父子を説いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...首尾よくやればよいが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...首尾よく確かめたというわけなのかい?」「確かめたと言っちゃ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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