...シカモ首尾よく取り逃がして小水門目(こみなとさかん)輩孺子(じゅし)をして名を成さしめてる...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...僕が首尾よく大学の医科に入学した時...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...首尾よくまいりましたら...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...『列車は首尾よく引込線へ滑り込んだ...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...かの公法なるものが首尾よく行なわれたればとて...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...首尾よく清川を討ち止めた」「ナニ...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらは首尾よく呼び戻してしまいましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「三千両は首尾よく集まりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...首尾よく挙げましたよ」「何? 誰を挙げたんだ」「山脇玄内親娘(おやこ)ですよ」「馬鹿野郎」「あッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...首尾よく証文を引き出すことが出来たかえ?」と...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...首尾よく仕事をやり遂げた満足があった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...首尾よくAを監禁してしまいました...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...首尾よく母子(おやこ)二人を連れて博多に戻って来た...
夢野久作 「近世快人伝」
...首尾よく、水車小屋の近くまで忍んで行くと、一枚の蓆(むしろ)があったので、木の枝をそれにかえ、蓑虫(みのむし)のようにクルリと丸まりながら、なるべく人声に接近して、大きな歯車の蔭にそッと身を屈(かがめ)め込む...
吉川英治 「江戸三国志」
...首尾よく笊組(ざるぐみ)の久八や小六を叩ッ斬った時...
吉川英治 「剣難女難」
...首尾よく重囲を斬り破れば...
吉川英治 「三国志」
...かねて手を廻しておいた物が首尾よく手に入ったのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...首尾よく仕了せた者は...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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