...殊に高い勘定台の後ろに仏頂面(ぶつちやうづら)を曝(さら)した主人は飽き飽きするほど見慣れてゐる...
芥川龍之介 「あばばばば」
...その上又例の「彼女の心」! 実際我我の愛する女性は古往今来飽き飽きする程...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...飽き飽きするほど日のながいこの頃...
伊藤左千夫 「春の潮」
...飽き飽きするほど...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...今や飽き飽きするような長たらしい旅程が私の前に横わっているんだよ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...「拝顔仕りましてより六十年、夢と思えば夢、長いと思えば、飽き飽きする程、長うござりました」調所は、立ったままで、平然として、人事(ひとごと)のように、朗らかであった...
直木三十五 「南国太平記」
...これが二年半にわたる、長い、飽き飽きする、不屈不撓の遍歴のはじまりになったのだが、さてその婦人を訪問して、ハンカチというのを拝見に及ぶと、間違うにも事を欠いて、C・Cだったのには、開いた口が塞がらなかった...
久生十蘭 「悪の花束」
...飽き飽きするほどの財産をつくりました...
久生十蘭 「キャラコさん」
...今迄飽き飽きするほど見馴れた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...誰だっていいかげん飽き飽きするさ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...「――毎度のことで飽き飽きするかもしれないが...
山本周五郎 「季節のない街」
...飽き飽きするほどやって来た...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...それこそ飽き飽きするほどのろのろと...
山本周五郎 「柳橋物語」
...いうものには毎日毎日飽き飽きするくらい触れているんだから...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...なおも松に飽き飽きするほど歩いて...
吉川英治 「私本太平記」
...飽き飽きするほど...
吉川英治 「新書太閤記」
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