...一つ頓首(とんしゅ)すれども...
石井研堂 「元日の釣」
...僕の代りに恐惶頓首再拜してヤットの事でお詫びが濟んだ△ヤレヤレこれ丈であつたかと...
石川三四郎 「浪」
...嗟嘆(ああ)、頓首...
石川啄木 「渋民村より」
...頓首」という文句があるが...
宇野浩二 「茂吉の一面」
...草莽ノ微臣田中正造誠恐誠惶頓首々々」議会開院式より還御の鹵簿は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...頓首頓首(のみまを)す...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...頓首と書いても実際頭を下げる者は一人もないにかかわらず...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...餘拜眉にゆづり申候早々頓首一月十六日やいち高橋賢兄この芳賀博士の手紙や...
高橋龍雄 「芳賀先生と日本主義」
...草々頓首...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...先(まず)は右まで草々頓首...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...頓首三月十一日早朝沢田正二郎この手紙の表書きには本所区向島須崎町八九番地とあって日附は三月十一日になっているが...
中里介山 「生前身後の事」
...すぐ月日がたってゆくのには閉口頓首(とんしゅ)...
林芙美子 「新版 放浪記」
...そンなものにほとほと閉口頓首(とんしゅ)...
林芙美子 「新版 放浪記」
...頓首貴方のライネル マリア リルケ* 「La Plume」(美術雜誌)は一九〇〇年にロダン號を出した...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...泣血(キュウケツ)頓首(トンシュ)シテ...
吉川英治 「三国志」
...頓首(とんしゅ)ルピック氏よりの返事親愛なるにんじん殿其許(そこもと)は目前に初の聖体拝受(せいたいはいじゅ)を控え...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...頓首ルピック氏の返事親愛なるにんじん殿ちょうど其許(そこもと)の歯が生えようとしつつある時...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...――わたくしは頓首して...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
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