...その日も彼が音頭とりで...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...まず音頭とりの声自慢が先にたって...
高村光太郎 「山の秋」
...形(なり)は小さいが気前の好い男振りの好い岩公が音頭とりで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
......
野口雨情 「雨情民謡百篇」
...盆踊り盆の踊りはみ霊(たま)のたむけ音頭とりさん屋台の上で太鼓打つやら鐘叩くやら「盆だ 盆だ」と皆出て踊る踊り見にゆこ提灯つけて七夕さまと歌七夕(たなばた)さまは竹が すき竹に 短冊歌が すき歌の 中でもどれが すき天智天皇「秋の田のかりほのいほの」歌が すき高津の宮の「高きやにのぼりてみればけむり立つ民(たみ)のかまど」の歌が すき相撲とり人形お相撲はヨイシヨナ...
野口雨情 「未刊童謡」
...吉さんとこのげんさんが音頭とりですからね...
山本周五郎 「おれの女房」
...これが五人の中の音頭とりであり...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...音頭とり廓(くるわ)はなおさら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...おなじく声楽のアマチュアの中から選ばれた特別の音頭とりに率いられて歌うことになっている...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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