...音物(いんぶつ)...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...窓を打つ音物凄し...
大町桂月 「春の筑波山」
...次に祝いなどに花美の事を致し互に音物(いんぶつ)に気を張り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...これだけの音物(いんもつ)を持つて來たんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すぐにその一部を土岐への音物(いんもつ)にした...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...それだけの大金を催促と少しばかりの音物とだけで...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...まず珍貴な音物(いんもつ)の礼をいって...
吉川英治 「三国志」
...来れば人の及びもつかぬ珍(めずら)かな音物(いんもつ)を携え...
吉川英治 「私本太平記」
...外国への音物(いんもつ)に領土の人間は用いないであろうにと...
吉川英治 「新書太閤記」
...数正への音物(いんもつ)もあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...武家の音物(いんもつ)や黄白(こうはく)を収入とするのが...
吉川英治 「新書太閤記」
...伊達左京介の使が置いて行った音物を開いていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...音物を携(たずさ)えて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...この厄介者を音物(いんもつ)に担(かつ)ぎこんで来たのが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...こういう音物(いんもつ)に対しては...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...音物や手土産など...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...莫大な音物(いんもつ)をたずさえて...
吉川英治 「平の将門」
...それと妥協しそれと音物(いんもつ)のやりとりすることを...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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