...この本の革表紙がすごく高級感がある...
...普段は冊子でも、大事な文書は革表紙のフォルダに入れる...
...革表紙の手帳を買ったら、気分が上がって仕事がはかどった...
...アンティークショップで革表紙の古本を見つけた...
...革表紙のノートに自分なりのアイディアをまとめている...
...例の青い革表紙(かわびょうし)の手帖をとりだして...
海野十三 「脳の中の麗人」
...」と牧師は女のやうな繊細(きやしや)な手をして革表紙の聖書をとんと叩いた...
薄田泣菫 「茶話」
...フイシユは革表紙の擦り切れた新約全書を机の上から引張り出して...
薄田泣菫 「茶話」
...革表紙の大形の手帳をその中から引張り出した...
薄田泣菫 「茶話」
...ともかく革表紙、仏蘭西(フランス)仮綴(と)じの立派なノートである...
橘外男 「仁王門」
...オランダから贈られた疊半分もあるやうな「鳥類圖譜」の大きい革表紙石版刷りの本があつたりした...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...がつしりした革表紙の背には箔捺しで「英和對譯辭林」とある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...海の水で本がこの通りいたんでしまいました」手ずれきった革表紙を繙いて...
中里介山 「大菩薩峠」
......
林芙美子 「新版 放浪記」
...真珠貝で象眼をした書物卓(デスク)は、もうところどころ象眼がとれて、その跡に膠(にかわ)のこびりついた溝が黄いろっぽく残っており、その上にはいろんなものがごたごたと載せてある――上に卵形のつまみのある、少し青く変色した大理石の文鎮で押えた、何か細々(こまごま)と記入した書附の山だの、革表紙で、縁の赤い、ひどく古風な本だの、すっかり干涸びてしまって、胡桃ほどの大きさもないレモンだの、(も)ぎはなされた安楽椅子の腕木だの、手紙で蓋がしてあるけれど、中へ蠅が三匹もはまっている...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...近くの町で革表紙の立派な「判取帳(はんとりちょう)」を見ました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...外国製の万年筆とシャープペンシル、腕時計、革表紙の手帳、革製の横に長いがまぐち、上等な麻のハンカチーフ、洋銀にしゃれた模様を彫ったコンパクト、櫛(くし)などの脇に、自分の貯金通帳と認印があるのをみつけたのだ...
山本周五郎 「季節のない街」
...一人(ひとり)は左の腋(わき)に革表紙(かはべうし)の金字(きんじ)の書物...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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