...三ヶ日丈け辛抱する例は...
石井研堂 「元日の釣」
...じツと辛抱する辛さは無いです...
石井研堂 「元日の釣」
...仕方がないから辛抱するさ...
石川啄木 「漂泊」
...三年辛抱するとすれば百円の余にもなる...
石川啄木 「天鵞絨」
...「お互に辛抱するのよう...
泉鏡花 「婦系図」
...一時間辛抱する決心がつかないんだ...
梅崎春生 「狂い凧」
...実際大抵の事は辛抱するが...
薄田泣菫 「茶話」
...北海道で辛抱する覺悟なら七圓増して二十二圓は出せる...
高濱虚子 「俳諧師」
...まさか辛抱する気もあるまいと...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...辛抱するかどうだか解りませんよ...
徳田秋声 「黴」
...よくかの山木は辛抱するぞという人もありしが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そして辛抱するために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らの音楽を辛抱することのほうがいっそう難事だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...でももう暫く辛抱するんだね...
豊島与志雄 「少年の死」
...こんど江戸へ出たら辛抱するよ」「それからお前...
中里介山 「大菩薩峠」
...「不自(不二)由を辛抱するが(駿河)の旅なれば腹(原)立つことはよしはら(吉原)にせよ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...冬季の寒さなどは辛抱するとして...
山本周五郎 「思い違い物語」
...親方の頭の上で辛抱する気になっていたもんだが...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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