...松樹図雲林(うんりん)を見たのは唯一つである...
芥川龍之介 「支那の画」
...雲林の松に及ぶものはない...
芥川龍之介 「支那の画」
...寺は玉泉寺というのと雲林院である...
上村松園 「余齢初旅」
...そこから自動車で山手をのぼると雲林院へつくのである...
上村松園 「余齢初旅」
...」竹を描く度にこういった元の倪雲林は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...雲林は人間の臭みが自然に沁み込むのをおそれて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...」雲林は顔をしかめた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...雲林は出来ることなら...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...」倪雲林は、その後五、六日というものは、毎日のように馬を洗い洗いしたということだ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...倪雲林(げいうんりん)の「西林図(せいりんづ)」にある湖でも見ているような茫々とした感じを起こさせる...
久生十蘭 「西林図」
...倪雲林が石上の松を描く時に...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...ついでに秋の花野もながめがてらに雲林院へ行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「雲林院の和上(わじょう)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...先に帰られたらどうだ」「はッ、願うてもないことで」と、雲林院は、赤面と狼狽(ろうばい)をもって、そこそこに室外へ退(さ)がって行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれから雲林院(うじい)村へ行くと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...安濃郷(あのごう)の雲林院村というと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...雲林院(うじい)村の尊宅へうかがって御内儀とお会い申した――宮本武蔵という修行中の者ですが」「ああそうか」梅軒は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...関の宿(しゅく)からちょっと引っ込んだところの雲林院(うじい)村にいる宍戸(ししど)梅軒という者だが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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