...極端に遠方からということを具体的にしかも大胆に表すために雲の峰からと言ったのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...しかもあの白く実際の山のような形をしている雲の峰に比べますと...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...真白な大きな雲の峰の一面が夕日の反映に染められたまま見渡す水神(すいじん)の森(もり)の彼方(かなた)に浮んでいるというような時分...
永井荷風 「夏の町」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...その雲の峰をよく見ると...
夏目漱石 「それから」
... 見ぐるしき馬にのりけり雲の峰斗入(とにゅう)雲の峰は夏季にして夏雲多奇峰(かうんきほうおおし)の意なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...四季の題目を以てこれを例せんに夏山 夏野夏木立(なつこだち)青嵐五月雨(さみだれ)雲の峰 秋風野分(のわき)霧 稲妻天(あま)の河(がわ)星月夜 刈田凩(こがらし)冬枯(ふゆがれ)冬木立 枯野 雪時雨(しぐれ)鯨(くじら)等はその壮大なる者なり...
正岡子規 「俳諧大要」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...楊州の津も見えそめて雲の峰雲の峰四沢(したく)の水の涸(か)れてより旅意二十日路(はつかぢ)の背中に立つや雲の峰のごとき皆十分の力あるを覚ゆ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...雲の峰はだんだん崩れてあたりはよほどうすくらくなりました...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...もうほんたうに立派な雲の峰が...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...もうほんとうに立派(りっぱ)な雲の峰(みね)が...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...尾花吹くスコール速し雲の峰ペナン行花さす客の口赤し花の名は書ききれぬ...
横光利一 「欧洲紀行」
...他(た)の三方(ぱう)には薄墨(うすずみ)色を重ねた幾層の横雲(よこぐも)の上に早くも橙色(オランジユいろ)や白金色(プラチナいろ)の雲の峰が肩を張り...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...白い雲の峰が高いのも...
吉川英治 「江戸三国志」
...然し、古河から利根川一帯の兵馬は、雲の峰の下に、じっと備えたまま、動かなかった...
吉川英治 「篝火の女」
...雲の峰もうごかない...
吉川英治 「新書太閤記」
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