...パレードで雑魚寝するのはちょっと雑鬧すぎるよ...
...雑鬧な音がしている中、彼女の声が聞こえた...
...この学校に転校してから、いつも教室が雑鬧で勉強に集中できない...
...成人式の会場は雑鬧の渦だった...
...毎年恒例の町まつりが開かれ、雑鬧の中で花火が上がった...
...雑鬧(ざっとう)の中を進んで行った...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「幻想」
...仲見世(なかみせ)の雑鬧(ざっとう)は云わずもあるべし...
寺田寅彦 「半日ある記」
...文字の通りの意味で雑鬧混雑を極めることである...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...街(まち)は人出で賑やかに雑鬧(ざっとう)していた...
萩原朔太郎 「猫町」
...往来は相変らず雑鬧して...
萩原朔太郎 「猫町」
...群衆雑鬧(ざっとう)の各処に現れて...
穂積陳重 「法窓夜話」
...吾々は皆雑鬧(ざっとう)の中へと入った...
柳宗悦 「全羅紀行」
...こう雑鬧(ざっとう)な人出では...
吉川英治 「江戸三国志」
...雑鬧(ざっとう)の中を...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...雑鬧(ざっとう)している立場(たてば)の茶店から...
吉川英治 「剣難女難」
...大へんな雑鬧(ざっとう)の日でしたね...
吉川英治 「私本太平記」
...出入りの諸人の雑鬧(ざっとう)は驚くべきものであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...朱雀(すじゃく)のあたりで火事のやむのを待っている雑鬧(ざっとう)の中で見とどけた一輛(いちりょう)の蒔絵輦(まきえぐるま)が...
吉川英治 「親鸞」
...ぼつぼつ人が雑鬧(ざっとう)して来た...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その馬市の雑鬧(ざっとう)と...
吉川英治 「野槌の百」
...日本橋の雑鬧(ざっとう)を見ても...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...更(ふ)けるほど雑鬧(ざっとう)してきたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...東道頓堀の雑鬧(ざっとう)が奏でる都会の嗄(かす)れ声に交錯して花合戦の幕が切っておとされた...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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