例文・使い方一覧でみる「耽」の意味


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...男と女が不用意の歓楽につてゐる時...   男と女が不用意の歓楽に耽つてゐる時の読み方
石川啄木 「二筋の血」

...そんなことを思いっていた恒川氏は...   そんなことを思い耽っていた恒川氏はの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...むかし語(がた)りに(ふけ)りやれ...   むかし語りに耽りやれの読み方
薄田淳介 「白羊宮」

...二人を上にあげて歓愛にる」と云うことになっているが...   二人を上にあげて歓愛に耽る」と云うことになっているがの読み方
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」

...例の新しい愉しい考えごとにり込んでいたのだ...   例の新しい愉しい考えごとに耽り込んでいたのだの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」

...私がその空想にりますのは...   私がその空想に耽りますのはの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...じっと考えにっていた...   じっと考えに耽っていたの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...奥へ運ばせて淫楽に(ふけ)ったという尾州家の未亡人天竜院もまた...   奥へ運ばせて淫楽に耽ったという尾州家の未亡人天竜院もまたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ハアバアト・スペンサーでも読(よみふけ)っているのであろう...   ハアバアト・スペンサーでも読耽っているのであろうの読み方
中島敦 「光と風と夢」

...Rayleigh の Sound の読がはじまったのは...   Rayleigh の Sound の耽読がはじまったのはの読み方
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」

...濃い「モツカ」を飮みながら心ゆく談話につたのは...   濃い「モツカ」を飮みながら心ゆく談話に耽つたのはの読み方
濱田耕作 「埃及雜記」

...歓談笑発して午餐にる凡百の面々を眺め渡せば...   歓談笑発して午餐に耽る凡百の面々を眺め渡せばの読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...保嗣の公達振(ぶり)にうたれてもの思いにけるようになった...   保嗣の公達振にうたれてもの思いに耽けるようになったの読み方
久生十蘭 「無月物語」

...臓物(ぞうもつ)を弄(もてあそ)んで変態的に(ふけ)った証跡(しょうせき)など...   臓物を弄んで変態的に耽った証跡などの読み方
牧逸馬 「女肉を料理する男」

...縦(ほしいまゝ)な快楽(けらく)につてゐるではないか...   縦な快楽に耽つてゐるではないかの読み方
牧野信一 「闘戦勝仏」

...例の如く森の中で憂鬱な哲学につて寝てゐると...   例の如く森の中で憂鬱な哲学に耽つて寝てゐるとの読み方
牧野信一 「ベツコウ蜂」

...それから長いお祈りに(ふけ)るのであつた...   それから長いお祈りに耽るのであつたの読み方
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」

...黙思に(ふけ)っているのであった...   黙思に耽っているのであったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「耽」の読みかた

「耽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「耽」

「耽」の英語の意味

「耽なんとか」といえば?  


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