例文・使い方一覧でみる「降りしきる」の意味

...降りしきる吹雪（ふぶき）を隔てた事だから... 降りしきる吹雪を隔てた事だからの読み方
有島武郎「生まれいずる悩み」

...さっさっと降りしきる雪... さっさっと降りしきる雪の読み方
有島武郎「生まれいずる悩み」

...降りしきる雪でできていて... 降りしきる雪でできていての読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「雪の女王」

...寢雪の切々（せつ／＼）と降りしきる音を聽きながら... 寢雪の切々と降りしきる音を聽きながらの読み方
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...雪はますます降りしきる... 雪はますます降りしきるの読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「和製椿姫」

...シロオテは降りしきる雪の中で... シロオテは降りしきる雪の中での読み方
太宰治「地球図」

...今や雨のごとくに降りしきるテープとハンカチの波の向うに... 今や雨のごとくに降りしきるテープとハンカチの波の向うにの読み方
橘外男「ナリン殿下への回想」

...（自嘲自讃の言葉）×・どうやら霽れさうな草の葉のそよぐそよぐ・はれるよりてふてふは花のある方へ・ぬれててふてふのさがす花はある・はれるとてふちよがさかやさんがやつてきた・しげるがままの草から筍のびあがる・山のみどりの晴れゆく雲のうつりゆく×なぜに涙がでるのだろ――（私の小唄）――×梅雨出水・さかまく水が送電塔へ降りしきるさみだれのむかうから人かげは酒やさん×□藪蚊□鼠□油虫×・野心的... ×・どうやら霽れさうな草の葉のそよぐそよぐ・はれるよりてふてふは花のある方へ・ぬれててふてふのさがす花はある・はれるとてふちよがさかやさんがやつてきた・しげるがままの草から筍のびあがる・山のみどりの晴れゆく雲のうつりゆく×なぜに涙がでるのだろ――――×梅雨出水・さかまく水が送電塔へ降りしきるさみだれのむかうから人かげは酒やさん×□藪蚊□鼠□油虫×・野心的の読み方
種田山頭火「其中日記」

...雨の降りしきる中を出て来た... 雨の降りしきる中を出て来たの読み方
田山花袋「田舎教師」

...降りしきる雨におぼれた... 降りしきる雨におぼれたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...私は降りしきる雪のなかを何か叫びながら歩いてゆくやうな気持だつた...
原民喜「小さな村」

...降りしきる雨は、また新たに私の肌まで浸みとほつた... 降りしきる雨は、また新たに私の肌まで浸みとほつたの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...降りしきる鷺の如き雪片に... 降りしきる鷺の如き雪片にの読み方
森鴎外「舞姫」

...どこでなにをしているんだ」雨の降りしきる昏れがた... どこでなにをしているんだ」雨の降りしきる昏れがたの読み方
山本周五郎「その木戸を通って」

...富士の降灰（こうかい）が雪のように降りしきる秋の武蔵ノ原を行く頃――折ふし将門は... 富士の降灰が雪のように降りしきる秋の武蔵ノ原を行く頃――折ふし将門はの読み方
吉川英治「平の将門」

...多市」降りしきる雨の中に... 多市」降りしきる雨の中にの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...外の降りしきる雪とともに今が酣（たけなわ）の景色と見えた... 外の降りしきる雪とともに今が酣の景色と見えたの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...降りしきる中を停車場へ急いで... 降りしきる中を停車場へ急いでの読み方
若山牧水「鳳來寺紀行」

「降りしきる」の読みかた

「降りしきる」の書き方・書き順