...だからその間を縫う水の面(おもて)も...
芥川龍之介 「尾生の信」
...太陽や遊星が十二宮の獣帯に各一〇日ずつに配された三六の星宿の間を縫うて運行する経路が図表中に記入され...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この間を縫うて四人は一歩一歩辿(たど)った...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...その煙の間を縫うようにして...
海野十三 「空襲警報」
...林の間を縫う坂道を下って行った...
海野十三 「千早館の迷路」
...その間を縫うてのぼつたりくだつたりする道...
種田山頭火 「行乞記」
...田圃の中につゞいてゐる悒せき田舍家の間を縫うて俥に搖られながらゆくと...
近松秋江 「初雪」
...高架電車の灯(ひ)が町の灯の間を縫うて飛ぶのが...
寺田寅彦 「柿の種」
...樫鳥(かしどり)や山鳩(やまばと)や山鴫(やましぎ)のような鳥類が目にも止まらぬような急速度で錯雑した樹枝の間を縫うて飛んで行くのに...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...樫鳥(かしどり)や山鳩(やまばと)や山鴫(やましぎ)のような鳥類が目にも止まらぬような急速度で錯雑した樹枝の間を縫うて飛んで行くのに...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...蛇が墓石の間を縫うてのたくる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そろそろ青葉の縁(ふち)を樺に染めかけた大きな樹(かしはのき)の間を縫うて...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...ムク犬はその間を縫うて...
中里介山 「大菩薩峠」
...その間を縫うように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その間を縫うて繁茂する葵葉の朝顔などは...
柳田国男 「雪国の春」
...吾れ勝ちに揚る揚雲雀も長閑な博多東中洲の野菜畑の間を縫うて行く異様な二人連れがあった...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...今この瞬間においてはダンフォースより自分の方がまだ峰と峰との間を縫う危険な飛行に向いていると考えた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...この簡素な太い力の間を縫う細やかな曲線と色との豊富微妙な伴奏は...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
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