...いとめでたき事なりとて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...こちらの軍勢はそいつらの逃げ道をくいとめて...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...公の頸骨(けいこつ)がガツンと刃を食いとめたのだ...
高見順 「いやな感じ」
...畏(かしこ)きあたりの御覚(おんおぼ)えもいとめでたく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「大留(だいとめ)」と彼はいった...
豊島与志雄 「少年の死」
...一旦は中京の地に於て食いとめようとして見事に失敗し...
中里介山 「大菩薩峠」
...○この山の植物は営林署の監視で相当喰いとめているものの...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...彼の期待も急に門前で喰いとめられなければならなかった...
夏目漱石 「明暗」
...走者の本基(ホームベース)に向って来る時本基に出てこれを喰(く)いとめると等なりとす...
正岡子規 「ベースボール」
...いとめづらし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...小気味がいいやら! 若いとめは体じゅう燃えるような気持だ...
「共同耕作」
...そのことによって戦争がそれ以上ながびいたばあいに起きるであろうさらに大きい彼我の災害をくいとめるためには...
三好十郎 「アメリカ人に問う」
...人間の文明史を衆我競爭の記録なりとの言はいとめでたし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...どの入口のところにも店員の通いを喰いとめる罷業委員が張番をしていた...
横光利一 「旅愁」
...敵を途中にくいとめんとしたが...
吉川英治 「三国志」
...猛烈な城兵の突撃を幾分かくいとめてはいたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし西方への視界拡大の運動はそれによって喰いとめられはしなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
...水なき消防は果たしてこれを食いとめることができるであろうか...
和辻哲郎 「地異印象記」
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