...吊下げられる豚も間が抜けている...
芥川龍之介 「長江游記」
...喜劇と見える程間が抜けている所が...
江戸川乱歩 「疑惑」
...僕等に仮出獄なぞといういわゆる恩典があるものと思うのもあまりに間が抜けている...
大杉栄 「獄中記」
...田舎者のことだから間が抜けているでしょう...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...現在の文学主義に対抗する野次としては間が抜けているのであるが...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...この頃急に変ったからと云って驚ろく方が間が抜けているのである...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...我ながら気が利いて間が抜けていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...間が抜けているようでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いまどきの人間の工夫しようとしてる事なんぞは何んと間が抜けていることだと気がついて...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...驚くのも間が抜けている...
松本泰 「日蔭の街」
...この時は万引きみたいではなはだきまりの悪いおもいをするが私の態度が明らかに間が抜けているとみえて警官を煩わすほどの事件を惹き起したことは幸いにまだ一度もない...
森於菟 「放心教授」
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