...鼻の先が鋺(かなまり)の中の飯へとどいてしまう...
芥川龍之介 「鼻」
...面(おも)を隱す大鋺(まり)一七にその進(たてまつ)れる酒を盛りき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...かれその隼人の飮む時に、大鋺、面を覆ひたり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
......
武田祐吉 「古事記」
...味鋺(あじま)の子鉄(こてつ)ですぜ」「ああ...
中里介山 「大菩薩峠」
...味鋺村(あじまむら)の者で...
中里介山 「大菩薩峠」
...むしろ囲みを受けた味鋺(あじま)の子鉄の上に注がれて来たようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...味鋺の子鉄の年貢の納め時でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...この近在の味鋺(あじま)というところに生れた子鉄(こてつ)という強盗なのです」「まあ――」お角さんはお銀様の横顔を見ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...先に七里の渡頭に於て捕われた味鋺(あじま)の子鉄であることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...土器野(かわらけの)にて行われた味鋺(あじま)の子鉄の磔刑(はりつけ)の場面の最初から最後までを...
中里介山 「大菩薩峠」
...前述のような凶賊で味鋺の子鉄があることと...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまり味鋺の子鉄なるものの生立ちから...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしても味鋺の子鉄なるものの本質を...
中里介山 「大菩薩峠」
...新しき鋺に入れたる...
中島敦 「鏡花氏の文章」
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