...平氏は、平清盛・平重衡・平教経・平資盛などの有名な武将を輩出した...
...その頃からのことを思い出してみると、新田義貞や、平重衡や、源頼政やの古事を題材としたことなどもあり、大石義雄とお軽の別れの場面を描いたり、朝顔日記の深雪を描いたり、随分いろんな時代のいろんな風俗を描いたが、ずっと顧ると徳川時代の風俗を私は一番たんと描いているように思います...
上村松園 「画道と女性」
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上村松園 「画筆に生きる五十年」
...その後の「義貞勾当内侍を視る」「頼政賜菖蒲前」「軽女悲惜別」「重衡朗詠」また小野小町...
上村松園 「作画について」
...先には本三位の卿(重衡)の一の谷にて擒となり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...重衡が、「この度生きながら、捕われたのは今一度上人にお目にかかる為でありました」と限りなく喜んで受戒のお布施のつもりで、双紙箱を取り出して、法然の前に差置いて、「御用になるような品ではありませんが、お眼近い処にお置き下さって、一つは重衡がかたみとも御思い出し給わり取りわけて回向(えこう)をお願いいたします」法然はその志に感じてそれを受けて立ち出でた...
中里介山 「法然行伝」
...それは人間の力では救いようのない因果だ」「――――」「南都の七堂伽藍(がらん)を焼き尽した平重衡(たいらのしげひら)の暴挙にも...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...重衡は松王を木陰に呼び寄せて何やら話す様子...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...重衡も船に上って退場する...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...重衡様のお指図で来るには来たが...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...浄海 重衡が申し付けて...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...この場に浄海入道、重衡、業盛および侍二人が列座しており、幕が開く...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...重衡 定めて深い仔細があることでございましょう...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...重衡 旅人の難儀や嘆きを見るに忍ばず...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...重衡 (傍白)「『嵐に散って後にこそ 心を花と知る人あらめ』」松王が下手の渡り廊下に行きかかった時...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...平家方の大将ではこの重衡一人である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...平ノ重衡が般若寺で斬られるまでの所は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...今もな、新中納言知盛(とももり)様、それと重衡(しげひら)様なんどが、みじめな姿で、八条のほうへ逃げて行ったぞよ」「総大将のおふたりを見たのかよ」「なんの、どれが知盛様やら、重衡様やら、分るものではない...
吉川英治 「源頼朝」
...大仏殿を焼いた平重衡(たいらのしげひら)は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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