「配」の意味
分配
小説での「配」の使い方
...飛び込んでその子供のためになんとか配達夫を言いなだめなければならぬ...
有島武郎 「卑怯者」
...その実心配でたまらなかった...
田中貢太郎 「変災序記」
...第一に心配やのんで...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...誰が采配を振ります? うちじゅうに...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...心配でならんどすさかい...
近松秋江 「狂乱」
...これは昔天が落ちて来はしないかと心配した杞(き)の国の人の取り越し苦労とはちがって...
寺田寅彦 「断水の日」
...彼の頭の中で何かががらがらと壊れるような気配がした...
豊島与志雄 「囚われ」
...專ら人の精神を支配することを勉めずして...
内藤湖南 「學變臆説」
...甲府の勤番の支配とやらの...
中里介山 「大菩薩峠」
...思いがけぬ人の気配(けはい)を感じたればこそ...
中里介山 「大菩薩峠」
...支配人を殺す氣でやつたこととしても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の方に眼配せしているように見えた...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...あまりにラジィゲが自分の作中人物を支配しすぎてゐたことだ...
堀辰雄 「ヴェランダにて」
...「いいえご心配いりません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...かれはわたしを一人心配なまま部屋(へや)に残(のこ)して出て行った...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...江井は御承知のとおり永年働いていて家族八人故このひとの身の振方については随分心配いたしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...源氏も、もう長くもいられないように思う自身の生きている間に、姫君を東宮へ奉りたいと思っていたことが、予期以上に都合よく実現されたし、それは彼自身に考えのあってのことではあるが、配偶者のない、たよりない男と見えた宰相中将も結婚して幸福になったことに安心して、もう出家をしてもよい時が来たと思われるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...公卿専横の御支配もすでに腐爛(ふらん)の状にある...
吉川英治 「私本太平記」
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