...遺憾ながら参加できないことになりました...
...彼女の失敗は遺憾なものでした...
...遺憾ながら商品の返品は受け付けておりません...
...今回の事件は遺憾なことです...
...遺憾ながら、今回の提案は却下せざるを得ない...
...大毎社長本山君が夫れを遺憾に思われ大山公爵と相談して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...天下幾人も無いと云うに至っては実に遺憾と云わねばならぬ...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...自分はこの訳本を重訳ではあるがその理想的さ加減を略(ほぼ)遺憾なく伝へてゐると公言する」と云つてゐられます...
伊藤野枝 「寄贈書籍」
...遺憾(いかん)ながら電文の前の方は聞きもらしましたので途中からでありますが...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...遺憾(いかん)に思わないではいられなかった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...この土地における彼の幼年時代について知り得られる事実は遺憾ながら極めて少ない...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...この場面だけはせめてもう一級だけ上(う)わ手(て)の俳優にやらせたらといささか遺憾に思われたのであった...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...それでも以前からの關係であることを彼等の心に慥められるが遺憾であつた...
長塚節 「開業醫」
...先生は非常に優れた教育者としての一面を遺憾なく発揮されて...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...ここに余のいわゆるある意味を説明する事のできないのは遺憾(いかん)であるが...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...遺憾ながら意を果さなかつたやうなわけです...
萩原朔太郎 「蒲原有明に帰れ」
...「遺憾千万であったが...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...予をして遺憾なくかの櫛の作用を視察せしむ...
南方熊楠 「十二支考」
...宿縁のために他と結婚するようなことが女王にあっては遺憾を覚えるであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いささか時間の精確でないのを遺憾とするばかりである...
柳田国男 「雪国の春」
...唯一つ遺憾な事がありますね」「はあ……何ですか」「お互にその美人の顔を一度も見なかったじゃないですか...
夢野久作 「暗黒公使」
...ロォヌはまさにこの流達の本性を遺憾なく示してゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...遺憾(いかん)ながらこのたびも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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