...遺憾ながら参加できないことになりました...
...彼女の失敗は遺憾なものでした...
...遺憾ながら商品の返品は受け付けておりません...
...今回の事件は遺憾なことです...
...遺憾ながら、今回の提案は却下せざるを得ない...
...まさに遺憾しごくなことであるといわなければなりません...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...ただ人の心浅くしてこれを悟り得ざるを遺憾(いかん)とするのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...また私一身のためにも誤解されるのは甚だ遺憾であるから...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...然(しか)るに遺憾(いかん)ながら日本に於てはこの男女の関係というものが甚(はなは)だ漠然たるもので...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...遺憾ながらそのシガーの大きさや重量や当日の気温湿度気圧等の記載がない...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...実質的にも有害な影響を及ぼしたのは遺憾であったが...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...ただ酒があまりよくないのを遺憾とした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは遺憾なことだとは思われませぬか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この桜井半兵衛の如き、二十三歳で、立派な武士だが、本当に紹介されていないのは、遺憾である...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...これが解決は遺憾(いかん)ながらいまだ述ぶることは出来ぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...その点は平素非常に遺憾に思っている...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...これほど遺憾のことはないのである...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...わたしたちの名を勝手に使うのは遺憾だと書いてありました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...左大臣家では東の御殿をみがくようにもして設備(しつら)い婿君を迎えるのに遺憾なくととのえて兵部卿(ひょうぶきょう)の宮をお待ちしているのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたくしはそれを遺憾に思って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...千秋の遺憾である...
夢野久作 「近世快人伝」
...ああ遺憾至極(いかんしごく)」思わず拳(こぶし)が膝にふるえる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...遺憾なきまでに大きさと美しさを現わしているごときがそれである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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