...道路工事中には、標柱が重要な役割を果たしている...
...見失わないために、山道には標柱が設置されている...
...不法侵入防止の為、敷地内に標柱を立てた...
...この地域には、古くから標柱が残っている...
...世界遺産の周りには、標柱が多数立てられている...
...紅(あか)き光のきらめくは標柱(へうちゆう)の上(うへ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...そこに白々と建っている標柱に...
上村松園 「車中有感」
...立ち腐れた標柱だけを見た...
田中英光 「箱根の山」
...赤系と白系が縒(よ)りまざってまるで理髪屋の標柱のような哈爾賓(ハルビン)の社会相が...
谷譲次 「踊る地平線」
...理髪屋(とこや)の標柱のような彩色棒の影が...
谷譲次 「踊る地平線」
...「六甲登山口」と記した大きな標柱の立っている所まで来て...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...路傍にその標柱の立てるを認めて...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...乗合バスの標柱が音を立てて転った...
豊島与志雄 「変る」
...版図の境界を示す帝国章のついた標柱を見ようとつとめた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はまだその標柱を夜明けの光の中に捜していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...たとえば薬学専門部入口の標柱はきれいに爆心に向いていた半面だけ黒焦げになって立っている...
永井隆 「長崎の鐘」
...「これより文学国」の標柱が立っているが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...女は二十七歳で結婚」と標柱して...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...これを高い標柱に塗つて救難所のある処の海岸に立てて置くと...
正岡子規 「病牀六尺」
...主要なところへ標柱(ひょうちゅう)を樹(た)てたつもりになる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...ポルトガルがアフリカの新発見地に石の標柱を建て出してからでももう十年目である...
和辻哲郎 「鎖国」
...さらにまた先生の全著書は先生の歩いた道の標柱である...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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