...決して退屈しないんです」と云つた...
芥川龍之介 「東京小品」
...綿密(めんみつ)に誤(あやまり)を直したりするのは退屈しない時でさえ...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...それほど退屈しないですんだ...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...「食堂にいるお客さんにね、ごはんをたべさせて、退屈しない様に、君と婆(ばあ)やとで、よくお守(も)りをしてくれ給え...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ほんのわずかな呼吸の相違でたまらなく退屈になるはずのがいっこう退屈しないで見ていられるのはこの編集の呼吸のよさによるのである...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...読み物の部分はまあ何とか退屈しないで読める程度だし...
戸坂潤 「読書法」
...一体学位論文というものは普通こんなに退屈しないで読めるものではない...
戸坂潤 「読書法」
...小悪魔は退屈しないだろうけれど...
豊島与志雄 「小説集「白い朝」後記」
...新講談をきくくらいには退屈しない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...おかげで退屈しないですみましたよ...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...ずいぶん退屈しないでもない...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...「あたしはあの人がいると全然退屈しないわ」笑いと冗談の只中で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...柳・石田・菊田とあって退屈しない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...小田原迄退屈しないで済む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...おかげで夕方まで退屈しないで過ごすことができました(ばかりか...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...三月まで退屈しないかと云ったら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これで人生は退屈しないのだ...
横光利一 「夜の靴」
...いくらでも毎日退屈しない小境地をもっていたので...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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