...枕木(まくらぎ)を積んだトロッコが一輛(りょう)...
芥川龍之介 「トロッコ」
...六輪大型トラックが二輛ならんで通って...
石川欣一 「比島投降記」
...唯(たつた)一輛残つてゐた俥の持主は五年前に死んで曳く人なく...
石川啄木 「赤痢」
...倍加した人出や貨物と共に車輛の連結数も増され...
上田広 「指導物語」
...三時の急行の三等車の三輛目の婦人客に...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...三等車の三輛目の網棚から...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...車輛(くるま)が五台ほど続いているのを見た...
田山花袋 「一兵卒」
...果たしてそこに内裏から來たらしい雨つゝみをした網代車が二輛――白い黒い斑牛も...
田山花袋 「道綱の母」
...遠路(とおみち)を痩馬(やせうま)に曳(ひ)かした荷車が二輛(にりょう)も三輛も引続いて或時(あるとき)は米俵或時は材木煉瓦(れんが)なぞ...
永井荷風 「監獄署の裏」
...三輛ずつ自転車をつらね高声に話しながら走り過る……...
永井荷風 「元八まん」
...車輛會社の重役で...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...」車輛會社の重役は...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...一手は車輛に乾(ほ)し草を山と積んで小路をふさぎ...
吉川英治 「三国志」
...絹蓋涼しげに一輛の四輪車が押されてきた...
吉川英治 「三国志」
...思うに車輛の被(おお)いの下には...
吉川英治 「三国志」
...かくて残った一輛は...
吉川英治 「三国志」
...一輛の牛車(くるま)に...
吉川英治 「親鸞」
...十輛(りょう)の客車を牽引して...
蘭郁二郎 「鉄路」
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