...問(と)ひし人弱年(としわか)にてしかも身もちのくずれかゝりし者(もの)なればなりき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...しかも身もちむさむさしたる出女の...
種田山頭火 「草と虫とそして」
...身もちのわるい娘さんさ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...(シャンパンを飲む)なんの泣くことがあるんだね? 身もちさえよくすりゃ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...弱い火へ湯を掛けて玉子を入れるのですがその湯の中へ指先をちょいと入れられる位の温度にして三十分から四十分間位湯煮ると白身も黄身もちょうど良い半熟になりますよ...
村井弦斎 「食道楽」
...一帆船(いちはんせん)に乗って遠い欧羅巴(ヨーロッパ)からこの東洋に来ているほどな彼らの仲間には、小胆者や心から柔弱なものはいなかった筈であるが――さすがに信長の前に置かれてこういわれると、身もちぢみ、心も顫(おのの)くような恐怖に打たれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――左様、わしの先輩柳生石舟斎(せきしゅうさい)様、そのまた先輩の上泉伊勢守殿――そういう人たちの歩いた通りを、これから、お身もちと、歩いてみるとわかる」「…………」武蔵は俯向(うつむ)いていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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