...その点は僕は無造作に谷崎氏の議論に賛することは出来ない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...乙は職工の同盟罷工のみを賛するといふ樣に...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...(Aloha)即上帝の徳を賛するに始まり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...閣下の提出したる未曾有の大予算に協賛する代償として...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...然しながら私は必ずしもトルストイの到着した結論に賛するものではない...
豊島与志雄 「偶像に就ての雑感」
...人は偉人をその真相と反対の点から賞賛するのだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...されば若し世間が放蕩者(ほうとうしゃ)を以て忠臣孝子の如く称賛するものであったなら...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...普通にわれわれの賞賛する武勇は猛獣(もうじゅう)の勇気に類したもので...
新渡戸稲造 「自警録」
...僕は何か世に偉(えら)い奴(やつ)であったごとくに賞賛する人もあろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...かく理想の減じゆきて実際的になるのをもってただちにこれを着実と呼び賞賛する者もあるが...
新渡戸稲造 「自警録」
...教育勅語をぜったいに礼賛するならば...
蜷川新 「天皇」
...そこのパンを僕は絶賛するものである...
古川緑波 「神戸」
...この愚かな言葉にはさすがに私も協賛することは出来ませんでした...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...涼しさやとか夕涼みとかいふやうな句を賛する...
正岡子規 「病牀六尺」
...第二巻第三十六章においてはモンテーニュの賞賛する三人の優れた人物の中にカトーはもう数えられていない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大いに礼賛するだけのことがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...単純素朴なつつましい生活を礼賛するこの章の主旨にふさわしい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人はそれらを賞賛するばかりでなく模倣する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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