...ライブ会場からの余響が聞こえてきた...
...試合後、スタジアムに余響が響いていた...
...感動的なスピーチの余響が長く残った...
...音楽の余響が心地よかった...
...地震後、余響が何度も続いた...
...アメリカのジャズとドイツのジャズとの偶然な対比の余響からたまたまそういう気がしたかもしれない...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...解放された男女職工が野外のメイポールの下で踊るのがやはり円運動の余響として見られる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...ただ幽(かす)かな余響のようなものが...
寺田寅彦 「柿の種」
...そうして一つのものの余響はやがて次の声の中に没し...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...その余響のようなものがこの夢のS君出現の動機になったのだと仮定すると不思議でなくなる...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...村の貯水池や共同水車小屋が破壊されれば多数の村民は同時にその損害の余響を受けるであろう...
寺田寅彦 「天災と国防」
...現代においてもそのかすかな余響を伝えている...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...ここでも野球戦の余響をまき散らしているのである...
寺田寅彦 「野球時代」
...ただ甲が残して行った余響(ナハクラング)あるいは残像(ナハビルド)のようなものと...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...ただ甲句を読み通した後に脳裏に残る余響や残像のようなものと...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...その余響が空中に消え去った時...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蘇門服天遊に嘯翁(せうをう)の号があり、嘯台余響、嘯台遺響の著述さへあつたから、善嘯の栗陰を以てこれに擬したのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(c)それは偶然迅速猛烈に浮かびでる一想念の余響である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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