...意外にも状貌(じょうぼう)魁偉(かいい)なる重厚沈毅(ちんき)の二葉亭を迎えて一見忽ち信服してしまった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...哲学者風の重厚沈毅(ちんき)に加えて革命党風の精悍剛愎が眉宇(びう)に溢(あふ)れている状貌(じょうぼう)らしく考えていた...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...こうしずにはいられない」と状貌魁偉(かいい)と形容しそうな相好(そうごう)を壊(くず)して...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...方頷粗髯の山本権兵衛然たる魁偉(かいい)の状貌は文人を青瓢箪(あおびょうたん)の生白(なまっちら)けた柔弱男(にやけおとこ)のシノニムのように思う人たちをして意外の感あらしめた...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...竹の花禾本科植物中特異の状貌を呈して殊に喬木あるいは灌木を成す者...
牧野富太郎 「植物記」
...ハチクの花と同状貌を呈する事を...
牧野富太郎 「植物記」
...其状貌(じょうぼう)の醜怪(しゅうかい)なるに九助大いに怖れを為し...
柳田国男 「山の人生」
...その状貌宛(あた)かも王妃の臥床を視下(みおろ)しつつ微笑を含みおれるが如く然(しか)り...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
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