例文・使い方一覧でみる「負わせる」の意味

...雀に疵を負わせるようなへまはやらなかった... 雀に疵を負わせるようなへまはやらなかったの読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「美人鷹匠」

...鉄棒は彼にかすりきずを負わせるだけという結果になった... 鉄棒は彼にかすりきずを負わせるだけという結果になったの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン　Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳「オスカー・ブロズキー事件」

...配給のお米を背負わせるのは... 配給のお米を背負わせるのはの読み方
太宰治「父」

...「こうした要求が男の心にどんな傷手（いたで）を負わせるかということが... 「こうした要求が男の心にどんな傷手を負わせるかということがの読み方
モーリス・ルヴェル　Maurice Level 田中早苗訳「ふみたば」

...たかが拳銃くらいでこんな致命傷を負わせると云うことは... たかが拳銃くらいでこんな致命傷を負わせると云うことはの読み方
コナン・ドイル三上於莵吉訳「空家の冒険」

...その獅子に災厄を負わせるほどの贖物（しょくぶつ）の思想が... その獅子に災厄を負わせるほどの贖物の思想がの読み方
中山太郎「獅子舞雑考」

...何しろ言いだしたものに責任を負わせるのは当然の事だから... 何しろ言いだしたものに責任を負わせるのは当然の事だからの読み方
夏目漱石「文鳥」

...浅傷（あさで）を負わせるか... 浅傷を負わせるかの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...――罪は兼松に背負わせる心算（つもり）だったが... ――罪は兼松に背負わせる心算だったがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...へッ」「江戸中にそんな恥っかきな場所があるのかい」「今にも磔柱（はりつけ）を背負わせるように脅（おど）かして...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...夫に責任を負わせるというテオリーも全く望みはないのです... 夫に責任を負わせるというテオリーも全く望みはないのですの読み方
浜尾四郎「彼が殺したか」

...いっさいを役所に背負わせることができ... いっさいを役所に背負わせることができの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...私が彼に負わせるところと同じである... 私が彼に負わせるところと同じであるの読み方
トマス・ロバト・マルサス　Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳「人口論」

...携帯して行った観念を背負わせるにふさわしいと思われた人物をつくり出して...
宮本百合子「「結婚の生態」」

...ますますわたしに克服し難い危険と困難とを負わせるのである... ますますわたしに克服し難い危険と困難とを負わせるのであるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...一駄というのは駄馬（だば）一頭に背負わせるほどの荷物のことだから... 一駄というのは駄馬一頭に背負わせるほどの荷物のことだからの読み方
柳田国男「母の手毬歌」

...罪を印度人に負わせる必要はどこにもないさ... 罪を印度人に負わせる必要はどこにもないさの読み方
横光利一「上海」

...また武門の意義を負わせるには――余りにもまだ年少すぎる... また武門の意義を負わせるには――余りにもまだ年少すぎるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

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