...私たちは讐敵を許せない...
...彼は讐敵に復讐するために尽力した...
...讐敵と和解することも大切だ...
...軍は讐敵を倒すために戦い続けた...
...彼は讐敵に対して常に用心していた...
...これ不倶戴天の夫の讐敵...
大町桂月 「冬の榛名山」
...クロニオーン斯く讐敵にヘクト,ルを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...讐敵(かたき)の修羅場へたたき込む...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...従類多く讐敵に亡ぼされ今日また害せらるべし...
南方熊楠 「十二支考」
...そうして素(す)ッ裸体(ぱだか)のままお酒を飲んで寝ている憎らしい叔父の顔をメチャメチャに斬ってやったの……お母さんの讐敵(かたき)……って云ってね...
夢野久作 「狂人は笑う」
...お母様の讐敵(かたき)を取りたい……義理のお父様の隠れ遊びをお諌(いさ)めになりたいばっかりに...
夢野久作 「少女地獄」
...嬢次少年はその両親の讐敵(かたき)を取るべく私を手先に使って...
夢野久作 「暗黒公使」
...むしろ讐敵(かたき)同士かも知れない……という驚愕すべき事実を...
夢野久作 「暗黒公使」
...不倶戴天の讐敵と思い詰めて来たウルスター・ゴンクール氏も両手を投げ出したまま長くなっている...
夢野久作 「暗黒公使」
...とかくこの世はお金が讐敵(かたき)じゃ……チャカポコチャカポコチャカポコ……▼あ――ア...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...とかくこの世はお金が讐敵じゃ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...娘の讐敵(かたき)は同じ奴……この絵巻物の事情(わけ)を知りながら...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一番恐ろしい……一番気持のいい方法で讐敵(かたき)を取らしてやる決心をして...
夢野久作 「二重心臓」
...「待っておいで……讐敵(かたき)を取ってやるから」と云うていた...
夢野久作 「爆弾太平記」
...海上を流浪する事十箇月……その片手間に親の讐敵(かたき)だというので...
夢野久作 「爆弾太平記」
...「……そうなんです……品夫は親の讐敵(かたき)を討ちたいから...
夢野久作 「復讐」
...妾の実のお父さんの讐敵(かたき)を討たなければ結婚をしない決心だと云うので……イヤもうトンチンカンにも...
夢野久作 「復讐」
...松永久秀の幕下(ばっか)にいる父の讐敵(しゅうてき)坂上主膳と出会うことができた...
吉川英治 「剣の四君子」
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