...孰か彼と共に議することを為せしや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...故に彼れを目して自由民權の創見者と爲す可き乎彼れは曾て木戸大久保諸氏と大阪に會合して議する所あり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...同族中公の言動を議するもの亦少なからざりしに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...自分の偉人の行動を論議することをみずから肯(がえん)じなかったとはいえ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...学校の生徒が国民軍のことを評議するなどとは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...道のために議するという風(ふう)の態度がありあり見える...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...世論を公けにとりあげて議する政治を実行するためである...
蜷川新 「天皇」
...言語も態度も洵(まこと)に純朴だが一旦国を論じ世を議するとなればその熱烈さには敬服した...
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」
...吾々はカント哲學の根本問題の一つであつたこの問題を今ここに論議する遑もなければ又必要もない...
波多野精一 「時と永遠」
...一日も早く東京へ引きあげるように提議することだけだと考えた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...しかも我々両人にとつて最もふさはしい決闘法を提議する...
宮原晃一郎 「風変りな決闘」
...自分の一身を修め自分の一家を斉(ととの)える事も出来ない人が一国の政治を論議するなんぞと大(おおき)な顔をしているし...
村井弦斎 「食道楽」
...其背後には支那の歴史に夷狄(いてき)に対して和親を議するのは奸臣(かんしん)だと云ふことが書いてあるのが...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...デルフォイの祭官たちにゆだねられた事柄を詮議することを禁じているではないか」と言ったのはもっともである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その人間に抗議する力はない...
吉川英治 「大岡越前」
...評議するところがあったが...
吉川英治 「三国志」
...その上へ土をかぶせて踏み固めておくように提議する...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...でなければ彼が軍隊をつれず武器なしで訪問するなどと提議する筈はないからである...
和辻哲郎 「鎖国」
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